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平和的非暴力革命の陰には-----Ⅱ

Behind the Arab Revolt Is a Word
We Dare Not Speak
アラブの反乱の裏側には我々が話す事の無い言葉が存在する。

Thursday 24 February 2011

by: John Pilger, t r u t h o u t | News Analysis

原文:
http://www.truth-out.org/behind-arab-revolt-a-word-we-dare-not-speak68036

2003年のイラク侵略の直後に私は当時ジョージ ブッシュにまいにちの情報活動についての説明報告を準備していた米中央情報局のエリート グループの一人であったレイ マクガヴァンをインタヴューした。当時マクガヴァンは国家安全保障の巨岩と言うアメリカの権力の頂点に居たが其の後大統領の賞賛と共に引退した。侵略の前夜、マクガヴァンと他の45人の中央情報局と他の情報機関の幹部達はブッシュに対し“戦争を始めようとする太鼓の音”は確かな情報に基づいているのではなく嘘に基いていると言う報告を書いた。

 『其れは95%見え透いた言い訳だった。』とマクガヴァンは私に語った。
 『どの様に彼等(ブッシュ政権)は非難されずにまんまとあんな事ができたんだ?』と私は尋ねた。
 『メディアが狂人達に其れを許したんだ。』
 『狂人達とは誰だ?』
 『ブッシュ政権を操っている奴等は“我が闘争”で表現されているのと殆ど同様の信念を持っているんだ。』とマクガヴァンは語った。『これ等は私が頂上に登り詰めたグループで“狂人達”と呼ばれている同じ人々だ。』
 『ノーマン メイラーはアメリカはファシスト国家の前段階に入ったと信じている書いた事があったが其の見解について貴方は如何思っているのですか?』と私は尋ねた。
Norman Mailerノーマン メイラー有名なアメリカの作家、ジャーナリスト、劇作家、映画監督、詩人、エッセイスト。 
『うーん、そうだね-------そうであったら良いと私は思っているよ。何故なら我々は既にファシストの様に振舞っていると言っている人々も居るのだよ。』
 2011年1月22日、マクガヴァンは私に内部告発者だと言われているブラッドリー マニングに対するオバマ政権の野蛮な待遇とウィキリークスの創設者ジュリアン アサンジに対する政権の追跡に対する彼の嫌悪感を表したE-メイルを送ってきた。
 『随分前にジョージ(ブッシュ)とトニー(ブレア)がイラクを攻撃する事は愉快な事かも知れないと決めた時、ファシズムは既に此処に始まっていると言う様な意味の事を私は言ったが、私は事がこの様に急速に悪化するとは思っていなかった事を告白しなければならない。』と彼は書いていた。
 2月16日、国務長官ヒラリークリントンはジョージワシントン大学で講演し其の講演で彼女はプロテスターを逮捕し言論の自由を踏み砕く政府を非難した。彼女は自由を拡大するインターネットの力を褒め称えたが彼女の政府が反体制や真実を語る事を勇気付けるインターネットの疎の様な部分の閉鎖を計画している事については沈黙していた。其れは途轍もない偽善のスピーチでマクガヴァン氏は其の聴衆の中に居た。憤激した彼は席から立ち上がり沈黙したままクリントンに背を向けた。彼は直ぐさま警察とごろつきの様な警備員に取り押さえられ床に殴り倒され(会場から)引きずり出され出血したまま留置所に投げ込まれた。彼は彼の怪我の写真を私に送ってくれた。彼は71歳である。此のマクガヴァンに対する暴力的攻撃は明らかにクリントンにも見えていたのだが彼女はスピーチを中断する事はなかった。
 ファシズムとは難しい言葉だ、と言うのはナチと言う誰もが困難さを感じる象徴的イメージに関係し、其れを説明する言葉はアメリカの公式的な敵に、そしてヒットラーとの闘争で使われた道徳的説明を利用して西側の対外侵略を推進するプロパガンダの為に必要以上に使い古されていてるからだ。然しながらファシズムと帝国主義は双子である。第二次世界大戦後、西欧文明の人種的文化的優越性を尊敬すべきものとした(欧米)帝国主義諸国はヒットラーとファシズムが驚く程に同様の手段を使ようし同じ事を主張していた事に気が付いたのだった。其れ以後原住民の大量虐殺によって作り出された帝国主義国家で米帝国主義についての本当のイメージは教科書と大衆文化から払拭され、社会正義の為の戦争、そして民主主義が“アメリカの対外政策”となって行った。
 ワシントンの歴史家ウイリアムブラムが記録したように1945年以降米合衆国は50カ国以上の政府を破壊若しくは倒し、それらの国々の多くは民主主義であり、大量虐殺者のスハルト、モブツ、そしてピノチェットを支配する為に代理人として使った。中近東では全ての独裁者と偽王家がアメリカによって維持されていた。“オペレーションサイクロン”では米中央情報局とMI6がイスラム過激派を育て資金援助していた。目的は愛国主義と民主主義を破壊するか遅らせる為であった。此の欧米諸国の国家テロリズムの犠牲者は主にイスラム教徒であった。

オペレーション サイクロンとは:1979~1989年のオサマ ビン ラデン等のムジャハディーンを資金的に援助した米中央情報局の極秘作戦。米中央情報局の秘密作戦で最も大規模で高価な作戦と言われている。オペレーション サイクロンは過激派イスラム教徒を作り出し現在の過激派イスラム教徒問題は此のオペレーション サイクロンが原因だと非難されている。

 先週バーレーンとリビアで銃殺された勇敢な人々は------英国の公式の機関であるprocurersによると、後者(リビア)は英国の最も重要な市場だと言う事だ--------最新鋭のアメリカの戦闘機F-16(の攻撃)によって細切れに吹き飛ばされたガザの子供達の仲間入りをする事となってしまった。
 アラブ世界での反乱は単に彼等の直接の独裁者に対してではなく、米財務省によって計画され米国国債開発庁(USAID)国際通貨基金(IMF)世界銀行によって強要され、エジプトの様な豊かな国を人口の半分が1日2ドル以下の収入の巨大な労働者搾取工場に成り下る事を保証した国際的な経済的暴虐に対してである。カイロでの市民の勝利はベニート ムッソリーニの言った、そして彼のファシズムの言葉の定義づけに登場する“企業主義”に対する初めての打撃である。
 如何して疎の様な過激な思想がリベラルな西洋に定着したのだろうか?『其れは希望、理想主義、一致団結、そして貧困と抑圧された人々への気遣いを破壊してしまう事を必要としている。-------そして疎の様な危険な感情(上記の希望、理想主義、etc,)を自己中心的なエゴイズム、蔓延するシニシズムで置き換え、それは----------最善でも-不平等と圧政しか達成されない国家資本主義者の秩序を信じると言う事になる。実際、人々を特に若者に何を感じるべきかだけではなく、其れが本当に彼等が信じている事であると説得する国際的な大規模なプロパガンダキャンペーンが進行中である。』とノム チョムスキーは一世代前に観察していた。
 1848年の欧州の革命や1989年のスターリン主義に対する蜂起の様にアラブの反乱は恐怖を拒否してしまった。抑圧されていたアイデアである希望や一致団結の反乱が始まったのだ。米合衆国では45%のアフリカ系アメリカ人の若者に職が無く、トップクラスのヘッジファンドのマネージャー達の平均年収は10億ドルであり、サーヴィスと雇用の削減に対する集団プロテストはウイスコンシン州の様なアメリカの中部地区の州に広がっている。英国では急速に成長している現代的なプロテスト運動である“UKアンカット”が税金を納めない奴等と強欲な銀行に対する直接行動を今にも起こそうとしている。

何かが変わってしまい其れはもう元に戻す事は出来ない。
今、我々は敵は誰か理解したのだ。

ejnews:今世界中が中近東の非暴力平和革命に注目していますが、如何して突然中近東一帯で革命騒ぎになったかが色々と詮索されても居るようです。
 私の知っている限りの此の大衆蜂起理由は簡単に挙げると-------
①食料の値段が暴騰しているのでエジプトに代表される様に1日の平均賃金が1~2ドル(聞き流したニュースで正確な数字は忘れましたが)の国では庶民はもう好い加減に堪忍袋の緒が切れる寸前の精神状態だったそうで、其れは中近東諸国の殆んどで共通している事だと言う事です。それに加えて②政権関係者の家族親戚や取り巻きが長い間エリートグループを形成し現在のアメリカの様に(!)異常な富の集中があり庶民の感情を逆なでしていた。③教育を受けても職が無いので若者の不満が高まっていた。④殆んどの政権が政治改革、経済改革、に取り組むと長い間言っていたが実際には殆んど何も変わらなかった。此れは大革命の起こる典型的レシピでロシア帝国末期のボルシェビッキ革命に繋がる一連の革命運動は帝国政府が改革政策を発表し国民の期待が高まったが此れと言ったった成果が上げられず改革発表以前よりも国民の膨れ上がった期待を裏切る事となり不満が爆発した。同様の経過で起こった革命がルイ王家を倒してナポレオンの出現を許したフランス革命なのだそうです。此の説明によると革命とは政権が改革を発表し(改革を発表しなければならない大きな政治経済的問題が既に存在しているので既に革命の下地は出来ている)其の成果が上がらなくなった時膨れ上がった国民の期待が激しい怒りと失望感に代り大衆が蜂起するパーフェクト ストームとなると言う様な事だそうです。
 日本でも伝えられていると思いますが、チュニジアの焼身自殺した青年も父親が若い時に亡くなり、母親は再婚したのですが新しいご主人は病気がちで結局此の若者が教育を諦め(あるニュースで伝えられている大学中退とか卒業とかではない)家族の為に街頭での果物野菜売りをして家族の生計を一人で支えていたのですが商売をするライセンスが無く常に警察によって商売道具を頻繁に没収される等の嫌がらせを受けていたそうです。焼身自殺の原因になった日には女性の警察官に顔を叩かれると言う辱めを受け(イスラム圏では男性が女性に公衆の面前で叩かれる事は信じられない恥辱)然も彼の商売道具の野菜の重さを測る道具等も没収され市に対して訴えても無視されるばかりで遂に死んで抵抗する行動に出たと言う話だそうですが、彼は貧乏ながら他の貧乏な人々に対して何時も親切で誰からも慕われていた様で彼の事件を知った市民が同情を感じると共に彼等自身の不満を爆発させ、然もチュニジア全土で情況は同様であっと言う間に反乱騒ぎになったという事です。 この様な焼身自殺でのプロテストは中近東一体に広がり(各国で現在まで19人が同じ方法で自殺している)反乱を助長させたと言う事です。
 米ファシスト帝国(ジョンピルジャーの呼び方では)の右翼団体や多国籍企業や超国家企業の利益を代表する団体は(フリーダム ハウスに代表される)確かに中近東で民主主義を広めると言う事で(?)で色々画策してはいる様ですが、アメリカの対外政策は常に米中央情報局が主体となり此の記事でも説明されている様に現在まで世界中で50以上の政権をクーデターで倒したり政治的に堕落させたりして来たので疎の様な団体の暗躍は別に新しい事ではなく、中近東の住人は米ファシスト帝国の属国である我々日本人よりも良く米ファシスト帝国については理解しているのだと思います。と言うのは米ファシスト帝国の米中央情報局による海外の政権に対する政治介入はイランの民主的に選ばれ又アメリカの民主主義を尊敬していた
mohammad mossadeghモハマドモサデグ首相に対する1953年のクーデター“オペレーション エイジャックス”によって始まり、イスラエルへの偏った援助、そしてイラク-アフガン侵略と続いてきたのですから。
 モサデグに対するオペレーションエイジャックスの後、米帝国はシャーパーレビを皇帝の地位に再びつけ残虐なパーレビ政権に対してイラン市民がホメイニ革命を起こす結果となり、現在のイランをオペレーションエイジャックスは結果的に創り出す事になった歴史と、オペレーション サイクロンで過激派イスラム教徒を発生させ現在の国際的政治問題を結果的に作り出した歴史を考え合わすと、現在中近東で新しい米ファシスト帝国の新しい陰謀が進んでいるとすれば将来結果的に再び中近東の歴史をfuck up(ファックアップ、台無しにする)する事になるのは間違いないと見て良いと思いませんか?

 此の記事を書いたジョン ピルジャーは日本でも良く知られているオーストラリア生まれで主に英国活動の拠点を置く世界的に有名なジャーナリスト、ドキュメンタリーフィルム製作者です。

中近東平和革命についての翻訳記事を載せている他のブログ記事は此処

マスコミに載らない海外記事
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COMMENTS

No title

zen9youさん、此方こそ御無沙汰居ています。昨年の暮れから目が廻るほど忙しくなり最近やっとニュースの翻訳を再開しました。

其方は如何ですか?

日本の情況も厳しいようですね。現在の問題はG7とかG8とかの国家間の会議に加え、超国家企業とか多国籍企業とか呼ばれる様な巨大企業や金融企業と政治家達が欧米ではビルダーバーグ会議、パンパシフィックと欧米間ではトライラタラルコミッション(三極委員会、元々欧米によって日本の富をコントロールする為に開設されたとの陰謀論がある。アジア諸国で最初の参加国は日本だけだった)等で常に何やら陰謀めいた会議をし、国内的にも各国で商工会議所(アメリカの商工会議所は巨大企業の集まりで巨大な資金を背景にプロパガンダ、右翼シンクタンクの開設援助、etc,を行うファシスト的存在)や経団連等の様な資本層の組織や会議が存在し“資本層の、資本層による、資本層の為の”世界を造る陰謀(一体何を相談しているのか庶民には全く分らない)は存在するのですが、国際的に普通の市民が集まって世界の将来を相談する機会は殆んど存在し無い(唯一ワールドソシアルフォーラムと言うのがありまして私のブログでも紹介していますが日本からの参加者や団体は聞いた事がありません。今回のウイスコンシンの公務員労働組合の為のプロテストでもプロテスト参加者にエジプトからのピザの指し入れがあったと言うニュースがありましたが日本人は余り国際的労働運動、市民運動には感心がない様です)事が問題ではないかと思っています。資本家と政治家は国際的に連携して各国の市民を農奴の様に操っている様に思えるのです。
 インターネットで世界中が繋がっている現在ですから世界的な市民による会話が本格的に始まってもそろそろ良い頃ではないでしょうか?難しいですが
-----------。
コメント有り難うございました。

No title

御無沙汰しています。この記事を読んで、やはり日本でも同じようなことが行われつつあるのに、という印象です。政権交代を果たしながら今の日本の閉塞感。マスコミの偏向報道。検察司法の厚顔無恥。民衆が蜂起してもおかしくない。ただ豊かなだけに行動に移すところまでいかない。ですが、一部の人たちはデモを既に呼びかけ、それに多くの人たちが行動を共にする機運が見えつつあります。さらに、名古屋を中心に減税を旗印に議会を解散させるという盛り上がりもあり、少しずつですが、変化の兆しがあります。世界は連動している。そう思います。

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