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ソシアルダーウイニストによる支配

此の記事の追加説明を次のページに付け加えておきました。

A 'Dictator' Governor Sets Out to Cut Wages, Slash Benefits and Destroy Public Unions
“独裁者”州知事は賃金の削減、ベネフィット(医療保険等)の大幅削減、公務員労働組合の解体に取り掛かる。

翻訳記事の原文:
http://www.thenation.com/print/blog/158522/dictator-governor-sets-out-cut-wages-slash-benefits-and-destroy-public-unions

 ウイスコンシン州知事スコット ウォーカー、最も最近選出された共和党州知事達のグループによる現在まで労働者の権利に対する最も過激な攻撃である交渉を通さない公務員の団体交渉権、賃金の削減についての提案は歴史的に進歩的で労働者側に立つ州民の怒りを呼び起こしている。

 “あからさまな権力掌握”に対する“反撃”に協力する様に労働組合の組合員に対する呼びかけに伴って1月に就任した州知事は州、郡、市の公務員によるストライキ、サボタージュが起こった場合に州兵を動員すると脅迫するほどに緊張感が高まっている。ミルウォーキー郡の公務員を代表する組合であるアメリカ公務員連合第48委員会事務局長リッチ アベルソン氏は『若し貴方が労働組合が嫌いだとしても公務員の公平な労働契約権を否定する自由に対する攻撃は常軌を逸脱し間違った行為である。』と語っている。

 共和党員も此れには居心地が悪く共和党古参議員で州上院議員のルーサー オルソン議員は州知事の発表を“多くの善良な労働者達”を脅かす“過激”な行動だと説明している。

 ウォーカー州知事は雇用の拡大の為に全ての団体とイデオロギーと協力すると約束した前回の選挙に中に集団交渉権の廃棄については語らなかった。然し、其れに代って知事は政治的ゲームをする事を選択した。
 公務員を守る集団交渉権を廃棄する計画が含まれている州知事の財政を補修する法案は州財政の立て直しは目的にはしていない。

其れよりも知事の財政法案は政治的目的を目指している。其れは労働者に対する公平な待遇を要求し又、両党の知事による公共サーヴィスと公立教育に対する攻撃が起こった時に知事達の責任を明解にさせようとする公務員労働組合の破壊を目指している。

 ラス ファインゴールド元米連邦上院議員は『ウォーカー州知事の此の行動を何千人ものウイスコンシン労働者の集団交渉権の殆ど全てを廃除するウォーカー州知事の州議会への要求は大きな政府の最悪例だ、民間雇用主の誰も知事の提案を実行出来ないし又するべきではない。何十年もの間ウイスコンシンは賃金、ベネフィット、職場での規則、他の雇用に対する局面についての雇用主に対する労働者の集団交渉権を保護して来た。州知事が公務員が州財政危機の原因であると暗示する事は間違いで、そして全く出鱈目な口実で何百万人もの他のアメリカ人労働者が保持している権利を彼等ウイスコンシン公務員達から剥奪する事は間違いである。』と宣言し公然と非難した。

 “アメリカ人労働者”についてのファインゴールド元上院議員の言及はウイスコンシンで起こっている事は単に一州知事と公務員との間のイザコザ以上の事であると言う点に注目する事で重要である。若しウイスコンシン州のウォーカー知事(の此の要求)が成功すると此の彼の戦略は他の全ての共和党州知事の州で受け入れられる事は疑いなく確実である。ウイスコンシン州での主張は--------全国的にも同様に‐-------圧倒される様な財政危機においては公務員達が犠牲を払わなければならないと言う事である。

 然しながらウォーカー知事の言う犠牲は伝統的に培われて来た政府と労働組合間の良好な関係を持つ州内で政治的経済的不安定さの種を蒔いてしまった。

 特にウイスコンシン州で政治的闘争ではなく雇用創出が重要な時にあって経済的不安は最も重大な出来事である。

 マディソン民主党員のマークポカン州議会議員は『州内での被雇用者に対しての悪条件が理由で若しビジネスが被雇用者を惹き付ける事が出来ないとすればウイスコンシンはビジネスに対しての受け入れ態勢が殆ど全く出来ていないと言う事になる。州政府が労働組合を通じての被雇用者の交渉権を禁止する事は極端で危険な考えでありウイスコンシン州は明らかに容認するべきではない。我々の州での被雇用者に対する険悪な雰囲気が理由でハイテック業界や新しく現われている業界が被雇用者を惹き付ける事が出来ないとすれば当然それらの企業は此処(ウイスコンシン)にやってはこないだろう。』と議論している。

 或る保守派の人々の不安の表明にも拘らずウォーカー知事は今週の議会で民主党と共和党が極端だと合意している財政補修法案の一部としての変化を真剣な審理無しにそして僅かな真摯な議論だけでゴリ押ししたい意向である。

 其れは州の進歩派と小さな“d”民主的伝統の擁護者達からの激しい非難を集めている。
small-“d” democratic traditions (小さな“d”民主的伝統) 小さな“d”と呼ばれる民主主義的伝統がウイスコンシン州にあるのでしょうね???
 
 州議会議長のフレッドライザー州議会上院議員は激しい言葉遣いや早まった発言は避けている。此のマディソン民主党員は彼が50年以上務めている州都で通常調停者の役割を果たしている。

 然しウォーカー知事の州公務員に対する攻撃に関してライザー議長は控え目な言葉遣いはしない。

 『州公務員は州政府と誠実に交渉する権利を保持している。州公務員とどの様な譲歩が必要かについて話し合う事についてさえ意欲が無い事から見ると州知事は指導者と言うよりは独裁者の様に見える。』とライザー議長は語っている。『州知事の財政調整法案はウイスコンシン州での50年以上の集団交渉権を帳消しにする試みである。此の法令は全ての図書館員、教員、道路局職員、公共安全局員(警察?)等の全ての勤勉な公務員に影響を与える。これ等は我々の友人であり近所の住民であり、彼等が我々の地域社会を機能させる人々である。』

 ライザー議長は此の事実について正しく、そして彼が憤慨する事もまた当然である。

 労働者の権利を取り除こうと試みる州知事は“財政的保守派”ではなく、彼は独裁者として振舞っていのである。

ejnews:  最近のアメリカの保守派(若しくは共和党)の行動や発言は益々極端化しニクソンやレーガン大統領の実績を見ると彼等は現在の共和党では受け入れられないリベラルになってしまうのです。前回の中間選挙でティーパーティー派(リバタリアン派)の共和党議員が増え、彼等の信条を其の侭信用すると“完全な個人の自由、反納税主義、連邦政府による規制撤廃、自由市場主義、通貨の金本位制、公共教育撤廃、社会保障制度撤廃”等々と生存競争に生き残った者だけが全てを得ることが出来る弱肉強食の社会を人間社会のあるべき姿と見なすホブジアンワールドを信じている様で(ホッブスの人間観がマルサスを経てダーウインに受け継がれソシアルダーウイニストの思想となり現在のアメリカの保守派の思想となっている)彼等は個々の人間は国家による社会保障制度で保護されるべきではないと主張し社会健康保険の存在に意味を見ず、公共教育も無意味なだけではなく個人生活に国家が出しゃばる行為だと見なし、病人や低所得者等は彼等の努力が足りないか生存競争に勝ち残れない敗北者と見なす非人間的な非常に幼稚で原始的な近視眼的、利己中心的短絡主義を信じている(若しくはそう言っている)のです。この様な人々の人口が増えると弱肉強食、生き残りの為に御互いに闘争しあうと言う社会を信じているので社会から“協力する”と言う思考が消滅し当然社会が機能しなくなるのです。
 彼等が見落としている、又は認めたくない事は正気の人間なら誰でも知っている単純な事実で、例えば特定の人間集団を世代を通して潤滑に機能させるには平均教育水準がある程度高くなければ困難で、其の為には高度に教育された教師達が必要な訳ですが、殆どの人間集団(現在では国家。将来は地域共同体?)では“税金”によって運営される“公共教育機関”で教育を受けた中産階級を含めた其れ以下の家庭出身者が主に教師となる可能性が高く、つまり特定の人間集団に所属する全員が納税と言う行為を通して彼等の所属する社会全体の相互扶助に参加すると言う事なのです。この様な教育制度に見られる相互扶助は社会のありとあらゆる面で必須条件であり、其れが潤滑に為されている社会(国家)では個人個人の社会の一員としての自覚が高く必然的に社会が良く機能し、全体的に人民の幸福感が高くなり平和に生活が営まれると言う事になる訳ですが--------------残念ながら現在のアメリカではコーク兄弟等に代表されるリバタリアン主義者達によるプロパガンダが成功し人間社会の本質を17世紀にホッブスの描いた“弱肉強食”に見る人々が多くなっている様でス。(ホッブス自身は人間は愚かで常に生き残る為に血眼になって御互いに闘争する本性だから強力な中央政府が必要だと説いた様ですが-------)

 アメリカではレーガン共和党大統領による、其れまでアメリカの賃金水準の基準となりアメリカの工業力の要でアメリカの繁栄を支えていた労働組合潰しが成功し労働組合が弱体化し現在では全米労働人口の僅か17%程が労働組合員だと言う惨状です。そして今ウイスコンシンのウォーカー共和党州知事の様な政治家が州兵を個人の傭兵の様に利用し様としてるのですからアメリカの共和党はファシズムかソヴィエト連邦型の中央集権国家(少なくともソヴィエトでは人民は経済的に或る程度の生活水準を保証されていたのだが----)を目指していると思われても不思議ではないのですが、問題は彼はリバタリアニズムを信条としているティーパーティー派の政治家で政府による社会生活への介入を極端に嫌うリバタリアンが州兵を個人的な政治目的に利用し反対勢力を制圧し様とし、しかも州兵を導入する行為はリバタリアンが嫌う税金を使うと言う事になり彼等の政治信条とは全く正反対の行動を取っているではありませんか!!!勿論、殆どの正気のアメリカ人はリバタリアンは自分が個人の能力だけで(上記の説明の様に社会生活をしている人間は個人の力だけで生きているのでは無く相互扶助によって生かされているのですが)生きて稼いでいると短絡的に考えているので単に税金を払いたくないだけだと見抜いているのですが、此のリバタリアンは前記の様に資金源が豊富で若しかするとウイスコンシンの現在の政治状況は将来全米に広がる可能性も心配されているようです。

 此の他にウイスコンシンのウォーカー知事はフロリダ州とオハイオ州と並びオバマ政権が目指すハイスピードトレイン(日本の新幹線の様な高速鉄道網)建設の連邦政府からの資金を拒否、又、写真付きの身分証目書を持っていないと投票出来ない様にする選挙法の改悪を目指し(写真付き身分証明書と言えば運転免許書が普通で有色人種や低所得層は運転免許書や他の写真付き身分証明書を保持しない確率が高く、又彼等は圧倒的に民主党に投票する-------------ウォーカー知事の目的が理解出来るでしょう?)財政再建を言い訳に高齢者医療や児童医療を徹底的に削減する目的で州医療制度に対する州知事の権限の強化を目指しているとの
ニュースですから崩壊期の帝国は非論理的になる”と言う前回の翻訳記事のアルフレッドwマッコイ教授の言葉を考えると本当の歴史家の観察にはやはり耳を傾ける事が必要だと今更の様に感じている今日この頃ではありまする。

参考:
ソシアルダーウイニズム(Social Darwinism)
『相互扶助論』はクロポトキンの退屈な話だけど人類にとっては重要な話。
進化論とアナキズム。
クロポトキン
May Day メーデーについて。
ティーパーティー”を陰で操る人々。
オバタリアン?リバタリアン?

ウォーカー“独裁者”知事の労働組合潰しに対する州都でのプロテスト


 此の記事によるとウイスコンシン州の新知事スコットウォーカーがウイスコンシン州公務員労働組合抹殺の理由にしている州財政赤字は実は彼が知事に就任した直後に企業に対する1億3千7百万ドルの減税を断行した為で、若し此の企業に対する無意味な減税が無ければウイスコンシン州財政は黒字の筈であり州知事自身の作り出した財政危機だと言う話です。そうしてアルターネットシンクプログレスの記事ではあの悪名の高いコーク兄弟のコークインダストリーズが彼等の資金援助で設立された数々の政治団体、フロントグループを利用しスコットウォーカーの知事選挙に資金援助しウォーカーは知事に当選したと言う話しで、此のウォーカーのウイスコンシンでのビジネスに一律15%の減税をし恰も州財政が緊迫している様に見せ掛け其の原因を州公務員労働組合にすり替えたイカサマはコーク兄弟の意向を反映した行動で、若し此の陰謀が成功すればコーク兄弟が大きな影響を与えている昨年末の選挙で当選した新しいティーパーティー派連邦共和党議員、州知事達によって彼等の州で同じ様な庶民に対する攻撃が行われるのです。

 コークインダストリーズのコーク兄弟がウイスコンシン州に集中攻撃を仕掛けている理由は、コークインダストリーズの本拠地はカンサスあるのですがウイスコンシン州では4千マイルのパイプラインや製紙会社を含めた17の施設や事務所を持ちコークインダストリーズにとってはウイスコンシン集はアメリカ中西部でのフロンティア地域最前線の重要地の様な存在でウイスコンシンの公務員労働組合を叩き潰す事によって州の労働者を支配する事が目的で、前に述べた様にウイスコンシン州のコークインダストリーズの陰謀が成功すると全米でコークインダストリーズの陰謀が成功する可能性が高くなるとの事です。
勿論、教員、消防署員等の公務員やウイスコンシンの庶民は州都でのポロテストに参加14人のウイスコンシン州議会上院の民主党員達はウォーカー知事によるゴリ押しの投票採決を避けるため他州に逃走し、未だにプロテストは続いているようです。

 コークインダストリーズは主に化石燃料、エネルギー関係企業。環境犯罪で悪名の高い企業で其の莫大な資金力を使いコーク兄弟の資金援助する財団、偽科学者、研究機関、等に地球温暖化や環境汚染などに対するイカサマ研究論文や記事を発表させ、世界中で何も知らない人々がコーク兄弟によって作り出された偽研究発表によって地球温暖化はリベラルのでっちあげた嘘だとか石油化学物質は人体や環境に対して危険ではない等と信じているのです。
 日本のブログ界でも環境破壊や地球温暖化現象についてコーク兄弟の様な右翼資本家のデッチアゲを科学的な根拠があるかの様に取り上げている人々を見かけますが、一体如何してあの様なデッチアゲを信じてしまうのでしょうか?研究論文や記事を発表している個人や団体のバックグラウンドチェックをすると直ぐ彼等は化石エネルギー業界の利益の為に働いている事が直ぐバレテしまうのですが--------------------。


The blogger Ian Murphyブロガーのイアン マーフィー氏リバタリアン超富豪ディヴィッド コークと偽ってウイスコンシン州共和党知事に電話をする。へへへ、愉快だね!

2月25日金曜日の朝1時頃突然ウイスコンシン州議会で共和党がゴリ押しの労働組合の集団交渉権剥奪の強行採決を取る。闇討ちに遭った民主党は“恥(を知れ)”と退場して行く共和党員達に叫んでいる。


コーク兄弟、インダストリーズについて:
コーク家財団
気候変化とハッキング
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COMMENTS

和久希世さん

日本の政治には殆んど無知になってしまい小沢一郎についても余り意見をもてるような情報も私は持っていないので何も言えませんが、日本は本当にアメリカの真似をするのでアメリカのソシアルダーウイニズム的政治思想のリバタリアニズムを日本に持ち込む自民党員も居るかも知れませんね。
 2008年に始まった世界的国際経済不況はアメリカ政府が米金融企業犯罪の共犯者となった事に始まるのですが、今では悪役当時は“経済の神様”と言われた第13代連邦準備制度理事会アラン-グリーンスパン(経済破綻の張本人の一人。私のブログでも過去に言及しましたが)はアイン-ランド女史(1905~1982)”と言うリバタリアにズムに大影響を与え崇められている3流思想家の一番弟子の様な存在なのです。彼等は右翼資本家達と手を組んでアメリカの政治経済を支配しているので当然日本も徐々にアメリカの様になる可能性は大きい様に思われますね。実際日本の民営化と言う物はアメリカ政府又は米金融資本の意向に沿った物だったようですから今でも密かに米政府の言いなりになっている売国奴政治家も居るのでしょうね-----------。
 然し、一律10%減税とはどんなものでしょうかねえ?一寸乱暴だと思いませんか?低所得者の減税率を高くする方が経済を刺激し然も人道的な政策だと思うのが普通なのですが----------
 コメント有り難うがとうございました。

No title

日本では名古屋の河村市長が、一律10%減税を謳って、愛知県知事選とのダブル選挙をやって、大勝利を(約3倍の得票)したと言うのが話題になっています。
河村市長は小沢一郎と懇意であると言うことで、河村市長を応援している人が多いようです。
権力によって捏造され不当捜査をされ、検察が起訴できなかったら、検察審査会を使って強制起訴をされるという受難によって、リベラルの人々の同情を一身に受けている小沢一郎が、この減税に賛成らしいのです。
そして「減税日本」と言う掛け声の下、現在の政治悪と戦おうとしているようです。

小沢さんの検察の扱いや、今の菅政権の対応には、憤りを感じますが、
もし小沢一郎が復権して、政権を握ることがあったら、
この記事にあるような政策に、親和性を持っているのではないかと言う疑いを、禁じえないでいます。

これからも日本が、総てにおいてアメリカの真似をしていくとしたら、恐ろしいことですね。
せっかく様々な困難を乗り越えて、素晴らしい社会を作ってきていましたのに・・・・・

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