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帝国の衰退

Tomgram: Alfred McCoy, Taking
Down America
トムグラム:アルフレッド マッコイ、米国を分解。

Posted by Alfred McCoy at 5:11pm, December 5, 2010.
TomDispatch.com より。

原文のあるサイト
http://www.tomdispatch.com/post/175327/tomgram%3A_alfred_mccoy,_taking_down_america

 ウィキリークによる国務省の25万件以上に上る記録の暴露の重要性をそれ程の物ではないと装い国防省長官ロバートゲイツは下記のワシントン内部の賢い物の見方の一部を披露した。其れによると『外国政府は彼等の利害により米合衆国と外交関係を持つのであり、彼等が我々を好いているとか信頼しているとか我々が秘密を守ると言う事を彼等が信じていると言う理由からではない--------幾つかの外国政府は彼等が我々を恐れていると言う理由によって我々と外交関係を持ち、或る幾つかの政府は我々を尊敬している為外交関係を持ち他の殆どの外国政府は我々を必要としている為我々と外交関係を持つのである。我々は未だに基本的に---過去に言われた様に----無視出来ない国家なのである。』

 そう言う事で上記の様な見識は確かに地に足の付いた物の考え方の様に聞こえ、我が国の首都での頑固な地政学的現実主義には確実に通用し、そしてゲイツは米合衆国を“無視出来ない国家”と呼んだ最初のアメリカの重要な政府要人ではなく、又ゲイツと多くの政治的内部者が我が国が国際的に“無視出来ない存在”であると信じ込んでいる事を私は疑う訳でもない。
 問題はニュースが殆ど毎週の様にゲイツの信じている現実を覆し続け、彼の信じている現実を次々と変化する幻影の様に見せていると言う事である。国際的スーパーパワーをサイバースペースで翻弄する活動家達の小規模な組織であるウィキリークの能力は政治的軍事的エリート達が活動する薄暗い陰の領域に続け様に眩しい光を当てている事も(ゲイツ達にとって)状況を一層悪化させている。若し我々の“無視出来ないと言う存在感”がワシントンで殆ど疑問視されていないとしても“我々の無視出来ない存在感”は地球の他の場所では又違った話なのである。

 一度は光り輝いていた国際的保安官のバッジは其の輝きを失い、そしてドッジシティーでワシントンが何を信じているかについて気を留めている人口が益々少なくなっている事は当然の結果である。

ドッジシティー(西部劇で頻繁に登場する保安官の勤務しているホブジアンワールドの典型の様な町の名前。此処では面白おかしく表現する為に使っている)
私の意見では種々の暴露記事で有名になった(山の様な国際的ゴシップは言うまでも無く)イギリスのガーディアン紙のサイモンジェンキンス氏の言った最も最近のウィキリークの大騒ぎについての最も知的なコメントが事の全てをこの様に要約している。『金の浪費は驚くべき物だ。米合衆国支援金の使途は調査、会計検査、評価される事は無い。此の事からの印象は誰も期待された事を行わない世界で無闇にうろつき回っている世界を支配するスーパーパワーである。イラン、ロシア、パキスタン、アフガニスタン、イエメン、国連、全てが脚本なしに行動している。ワシントンは手負いの熊の様に反応し、それは帝国主義の本能的衝動だが戦闘能力の展開は非生産的である。』

 時々、現在自分が何処に居るのかを理解する為には過去を覗き込む事が助けになる--------この場合、過去の“無視出来ない”帝国主義勢力はどうなったかで、時々、未来を垣間見る事も無益ではない。最も最近のTomDispatch postで最も最近の著書『ポリーシング アメリカズ エンパイアー:“合衆国、フィリピン、監視国家の発生”』の著者アルフレッドW.マッコイは此の両方の手段を取っている。帝国としてのアメリカの運命を考慮する為に国際的な140人の歴史家を集団を召集し彼は我々に4種類の可能性のあるアメリカの将来を垣間見させてくれる。彼等は将来に起こるであろう我々の無視出来ない存在性が如何に早く崩壊するかと言う膨大で不可欠な姿を収集した。
TomDispatch

The Decline and Fall of the
American Empire
米帝国の斜陽と終焉。

Four Scenarios for the End of the American
Century by 2025
2025年までに起こるアメリカの世紀の終焉の為の4つのシナリオ
By Alfred W. McCoy
アルフレッドW.マッコイ著


 アメリカにとっての軟着陸は40年後?安心しない方が良いかもしれない。国際的スーパーパワーとしての米合衆国の崩壊は誰が想像するよりも早くやって来る可能性がある。若しワシントンが2040年若しくは2050年をアメリカの世紀の終焉として夢見ているとしたなら、国内的そして国際的な動向のより現実的な評価は今から僅か15年後の2025年を示唆していて悲鳴以外は2025年までに全てが終わってしまう可能性がある。

 殆どの帝国の放つ全能と言う独特の雰囲気にも拘らず、帝国の歴史は我々にそれらは脆い有機体である事を示唆するはずである。帝国支配力の生態系は驚くほど繊細で物事が本当に上手く運ばなくなると帝国は信じられない速さで崩壊する。:ポルトガルの場合僅か1年。ソ連の場合2年。フランスは8年。オットマントルコの場合11年。大英帝国は17年で、そして恐らく合衆国の場合は最も重要な年2003年から計算して22年である。

 未来の歴史家達は其の年のブッシュ政権のイラクに対する軽率な侵略をアメリカの破綻の始まりと見なすであろう。然し過去の多くの帝国の最後を飾った燃え上がる都市、市民の虐殺等の流血惨事に代って経済崩壊と言う目に見えない巻き毛の様な触手若しくはサイバー戦争を通して21世紀の帝国の崩壊は比較的に静かに訪れる可能性がある。

 然し疑ってはいけない:最終的にワシントンの世界的支配が終焉する時には日常生活でアメリカにとって支配力の喪失はどの様なことを意味するのかと言う日々の痛い様なヒントが認識されるのだろう。半ダースほどのヨーロッパの国々が発見した様に帝国の衰退は常に少なくとも一世代の経済的欠乏を引き起こし驚くほどの士気喪失と言う衝撃を社会に与える傾向がある。経済が沈滞するにつれ政治的環境は加熱し多くの場合深刻な国内的動揺を引き起こす。

 米合衆国のグローバルパワーについて語る場合ネガティヴな傾向が2020年までに凝縮しそして恐らく遅くとも2030年以前に臨界質量に到達するだろう事を現在入手できる経済、教育、軍事的データは示唆している。第二次世界大戦開始時期に勝ち誇って宣言されたアメリカの世紀は其の80年後に荒廃し2025年までには色褪せて行き2030年までには過去の物となっている可能性がある。

 重要な事には2008年、米合衆国国家情報活動委員会(?)はアメリカのグローバルパワーは確かに衰退的軌道上にあると初めて認めている。其の定期的将来観測報告書http://www.tomdispatch.com/post/175113/Michael_Klare_the_great_superpower_meltdownの一つである“グローバルトレンド2025”で此の委員会は『世界的富と経済力の移動が現在存在し、それは大雑把に表現すると西から東へと向かっている。』そして『現代史上前例が無く』其の最も重要な要因は『米合衆国の比較的な力の--------軍事的範囲までも』の衰退であると言及http://www.dni.gov/nic/NIC_2025_project.htmlしている。ワシントンの多くの人々と同様に此の委員会のアナリスト達はアメリカの世界的優位性の非常に長期間の最も穏やかな軟着陸を予想し、米合衆国は長期間以降何十年も“世界的に軍事力行使をする-------独特の軍事的能力を維持”すると言う希望をどう言う訳か抱いている。

 疎の様な幸運な事はない。現在の予想では2026年頃には経済的生産量ではアメリカは中国(既に経済的に世界第二位)の後の第二位の位置に納まり、そして2050年までにはインドよりも下回る。同様に、現在のアメリカの秀逸な科学者達が充分教育を受けていないアメリカの若い世代からの必要な後継者達を得ないまま引退すると同時に2020年と2030年間のある時点で応用科学と軍事技術では中国の革新活動は世界的な指導的地位に向かっている軌道上にある。

 現在の計画によると2020年までには衰退する帝国の為に国防省は負け戦を挽回する終盤戦の最後の賭けとしてのロングパス(アメリカンフットボール用語“ヘイルマリー”と言う)を敢行する。国防省は衰退している経済的影響力にも拘らずワシントンの世界支配権を保持する為の最後のそして最良の希望である最も進歩した三重の宇宙ロボットを打ち上げる。其の年までには世界最大能力のコンピューターにバックアップされた中国のコミュニケーション人工衛星によるグローバルネットワークは完全に機能し北京に宇宙の兵器化と世界の全ての地域に対するミサイルと若しくはサイバー攻撃の強力なコミュニケーションシステムの為の独立した基盤を与える。

 過去のホワイトホールやケドワーセイと同様に帝国主義の高慢な自信過剰に包まれてホワイトハウスは未だにアメリカの衰退は徐々に起こり穏やかで部分的であると想像している様に見える。
昨年1月の一般教書演説でオバマ大統領はhttp://www.whitehouse.gov/the-press-office/remarks-president-state-union-address『米合衆国に対し私は第二の地位を受け入れる事はしない!』と披露した。其の数日後副大統領バイデンはhttp://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/03/AR2010020302913.html正に其の同一のアイデアである『歴史家ポールケネディーの“我々は経済のコントロールを失いそして返済能力を超える債務を負う偉大な国家になると運命付けられていると言う予言を履行する”』を嘲笑った。
同様に、ネオリベラルの外交政策の教祖であるジョセフネイhttp://www.foreignaffairs.com/articles/66796/joseph-s-nye-jr/the-future-of-american-powerは有名な刊行物“フォーリンアフェアー”で“誤解を招く有機的衰退と言う隠喩”だとどの様な米合衆国の国際支配力の衰退の進行についても退け中国の経済的軍事的興隆についての話題を否定した。

 彼等の仕事が海外に流出している事を目撃している一般のアメリカ人はアメリカの甘やかされた指導者達と比較するとより現実的意見を持っている。2010年8月の世論調査は“65%のアメリカ人は現在衰退状態にあると信じている事”を見出した。既に伝統的にアメリカの軍事同盟国であるオーストラリアとトルコは米国製の兵器を中国との合同空海軍事演習に使用している。既にアメリカの最も身近な経済同盟国は中国の融通のきかない為替レートに対するワシントンの対抗姿勢から身を引き始めている。大統領が先月のアジア訪問から空路帰国した当時ニューヨークタイムズの陰鬱な見出しhttp://edition.cnn.com/2010/OPINION/11/12/gergen.america.economy/?hpt=Sbinは状況を下記の様にまとめている『オバマの経済的視点は国際舞台で拒否されて、中国、英国、ドイツは米合衆国に挑戦する。米合衆国の韓国との貿易協議も失敗する。』

 歴史的視点では問題は米合衆国が無敵のグローバルパワーを失うか如何かではなく其の衰退はどれだけ急速でどれだけ痛みを伴うかである。ワシントンの希望的観測に代って2020年代までに米合衆国のグローバルパワーがどの様に終焉を迎えるのか、大崩壊なのかそれとも長期間かかるのかを4つの現実的脚本で示唆する為に国家情報委員会自身の未来観測の方法論を使用してみよう。(4つの現在我々はどの状態にいるのかと言う評価を伴って)将来についての脚本は下記を含んでいる:経済的衰退、オイルショック、軍事的失策、そして大三次世界大戦。アメリカの衰退に若しくは崩壊ついてはこれ等だけが可能性がある訳では決して無いのだがこれ等は突進してくる未来を垣間見る窓口を与えてくれる。

Economic Decline: Present Situation
経済的衰退:現在の状態

 現在世界経済についてのアメリカの支配的地位に対し3つの主だった脅威が存在している。:国際貿易でアメリカの占める割合の減少による経済的影響力の喪失。アメリカの技術的革新性の衰退。そして国際準備通貨としてのドルの特権的地位の終焉。

 2008年までには国際的商品輸出については米合衆国は既に第三位に陥っていた。http://www.wto.org/english/news_e/pres09_e/pr554_e.htm中国の12%に比較し米の11%そしてEUの16%。此の傾向が其れ自身で反転すると言う事を信じる理由は存在しない。

 同様にアメリカの技術的革新に対する主導権は衰退している。2008年には国際的特許権申請についてアメリカは23万2千件で日本に続いて第二位
http://data.worldbank.org/indicator/IP.PAT.RESDであったが中国は2000年の激しい400%の急増の御蔭で19万5千件と急速に迫っている。将来の衰退の前兆:情報交換技術と革新基金の調査によると“革新性を基礎にした国際的な競争力”での“変化革新”については2009年米合衆国は其れ以前の10年間中に40か国中最下位とどん底に落ち込んでしまった。此れ等の統計に現実感を持たせる様に10月中国防衛省は世界最速のコンピューター“Tianhe-1A”を披露した。米合衆国の専門家によるとそれはアメリカに現存するNO.1のコンピューターを吹き飛ばすほど強力である。

 此のハッキリした証拠に加えて未来の科学者や革新者の源である米合衆国の教育システムはアメリカの競争相手国に遅れをとっている。何十年も国際的に主導的地位に居た後2010年にアメリカの大卒25歳~34歳は世界代12位http://www.nytimes.com/2010/07/23/education/23college.html?_r=1に陥ってしまった。2010年に世界経済フォーラムは合衆国の大学での数学と科学の教育の質について合衆国を139カ国中凡庸な52位にランクした。合衆国の科学専攻大学院の学生の殆ど半数は現在外国人で、過去にそうであった様にアメリカに留まる事はせず其の殆どは母国に帰国する。他の表現をすれば2025年までに合衆国は能力に恵まれた科学者人口の危機的不足に直面するだろう。

 疎の様な傾向は世界準備通貨としてのドルに対する増大する辛辣な批判を助長している。『他の国々は経済政策について合衆国が最も良く知っていると言うアイデアを喜んで受け入れる事はなくなってしまった。』と元IMFのチーフエコノミストだったケネスSロゴフは観察している。2009年の中期に世界中の中央銀行は天文学的な4兆ドルの米国債を保持していてロシアの大統領ディミトリメドフェデフは“過去に強力だった準備通貨”を基準とする“単極的システムの人工的な維持を終わらせる時だ”と主張した。

 同時に中国の中央銀行総裁は『未来は“単一の国家に関係の無い” (それは米合衆国のドル)国際準備通貨と言う可能性もある。』と示唆した。此れ等の事を近づいてくる未来の道標としマイケルハドソンhttp://michael-hudson.com/2009/06/washington-cannot-call-all-the-shots/はエコノミストとして出来る試みとして“米合衆国の経済軍事世界秩序の破産を早める事”だと議論している。

Economic Decline: Scenario 2020
経済的衰退:シナリオ2020年

 遠く離れた場所での絶え間の無い戦争により拡大する長年の負債により2020年遂に長年予期されていた国際準備通貨としての特権を米ドルは失う。突然輸入価格が急上昇する。拡大する負債を価値の下落した国債を売る事によっての支払いが不可能になりワシントンは遂に巨大に膨れ上がった軍事費削減を余儀なくされる。国内外の圧力によってワシントンは米軍を何百もの海外基地から徐々に北米大陸内に引き上げる。然しながらその時には既に全く手遅れである。

 支払い不能に陥った色あせて行くスーパーパワーに対応し、中国、インド、イラン、ロシア等の強大なパワーや地域的パワーは海制権、宇宙そしてサイバースペースでの米合衆国の支配権に対し挑発的に挑戦する。その間、物価の高騰、常に拡大する失業人口、そして止まらない事実上の収入等が起こっている間に国内的分裂は拡暴力的衝突と多々取るに足りない問題を巡る分裂的な議論に拡大する。幻滅と絶望と言う政治的潮流を利用し過激な言葉を操り極右翼愛国主義者が大統領の座を奪取しアメリカの権力に対する尊敬を要求し軍事的又経済的報復による脅迫行為を行うがアメリカの世紀が沈黙の内に終焉する中で世界は(アメリカの行為に対し)殆ど気にも留めない。

Oil Shock: Present Situation
オイルショック:現在の状況

 アメリカの衰退していく経済力の一つの犠牲者はアメリカの世界オイル供給への確かなコントロールである。アメリカのオイルを浪費する経済を横目に追い越し車線に居る中国は此の夏アメリカが1世紀以上保持していた地位である此世界最大のエネルギー消費国になった。エネルギー専門家マイケル クレアーhttp://www.tomdispatch.com/post/175297/tomgram%3A_michael_klare%2C_china_shakes_the_world/は此の変化は“中国が世界の将来を形作るペースを決める”と言う意味になると議論している。

 2025年までにはイランとロシアが世界の殆ど半分のガス供給量をコントロールし、この事はエネルギーに欠乏しているヨーロッパに対する影響力をロシアとイランに与える可能性がある。此の状況に石油準備量問題を加えると国家情報委員会が警告して来た様にhttp://www.dni.gov/nic/NIC_2025_project.html僅か15年以内にロシアとイランはエネルギー供給の中心的存在になる可能性がある。

 驚く様な創造性にも拘らず石油を支配する強国たちは容易で安価な抽出がし易い石油埋蔵量という巨大な盆を急速に枯渇させている。メキシコ湾でのディープウォーターホライゾンの石油による災害の本当の教訓はブリティッシュペトロリウムの怠慢な安全基準ではなく“石油流出カメラからの映像”で誰もが見た簡単な事実である:(それは)巨大エネルギー企業の一社は利益を上げ続ける為にはクレアー氏の言う“難しい石油” http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=128212150と言う何マイルもの海底の石油を探索する以外殆ど選択の余地が無いと言う事だ。

 問題を複雑にしている事は中国とインドが突然予想以上のエネルギー消費国になったと言う事だ。若し化石燃料の供給が安定していたとしても(疎の様な事は無いのだが)需要とそして価格は殆ど絶対上昇し、それは急激に起こる。他の先進国は此の脅威に対し代替燃料の開発と言う実験的プログラムを計画する事によって積極的に対応しているが、米合衆国は過去30年間海外の石油依存を倍増する間代替燃料の開発に対し殆ど何もしないと言う別の道を選んだのである。1973年から2007年間に海外石油は米合衆国の全エネルギー消費量の内36%から66%に増加した。

Oil Shock: Scenario 2025
オイルショック:シナリオ2025年

 米合衆国の酷い海外石油依存は続き2025年の国際エネルギー市場での幾つかの市場に悪影響を及ぼす出来事によってオイルショックが起こる。比較すると其れは1973年のオイルショック(数ヶ月で石油価格が4倍になった)を御馴染みの下らない話に様に見せる。ドル価値の下落に怒ったオペックの石油相達はリヤドでの会議で将来の石油に対する支払いは“籠いっぱいの”円、人民元、若しくはユーロで支払う様に要求する。それ(其の要求)は合衆国の石油輸入の費用を急騰させるだけである。同時期にサウディアラビアは中国との長期石油供給契約を結び同時に外貨準備高を人民元に移行する事によって安定させる。同時に中国は何十億元もの資金をアジア縦断石油パイプラインと世界最大のイランのペルシャ湾南パルスガス田の開発に注ぎ込む。

 米海軍がペルシャ湾を経て東アジアに石油を供給するオイルタンカーをもう護衛する事が出来ない可能性を心配しテヘラン、リヤド、そしてアブダビが連携し予想も出来なかった新しい同盟を結び中国の空母による新しい艦隊がこれ以降オーマン湾を基地としペルシャ湾をパトロールする事を宣言する。重大な経済的圧力を受けロンドンはインド洋にある米軍のディエゴガルシア島基地のリースをキャンセルし、時を同じくしてキャンベラは中国の圧力により第7艦隊はこれ以上フレマンテルを基地として(使用する事を)歓迎されないと通告し実質的に米海軍をインド洋から締め出す事になる。

 ホンの数行の文章と幾つかの簡潔な発表によって米海軍力が永遠にペルシャ湾を保護する筈だった“カータードクトリン” http://en.wikipedia.org/wiki/Carter_Doctrineは2025年に破棄される。この地域からの米合衆国への無限の低価格の石油供給-------ロジスティックス(物流、補給、兵站)、為替相場、海軍力、等々の長い間確かな物だとされていたエレメントは蒸発する様に消え失せる。此の時期でも米合衆国はエネルギー必要量の僅か12%http://www.eia.doe.gov/oiaf/aeo/execsummary.htmlを始まったばかりの代替エネルギー業界でカヴァーするだけで半分のエネルギー消費は輸入石油に依存し続けている。

 オイルショックは続けてハリケーンの様に米国に打撃を与え価格を驚く様に上げ旅行を仰天させる様な高価な考えにし、現実の賃金をブレーキの効かない降下状態にし残存しているアメリカの輸出品があるのなら其れを競争不能に陥れる。気温が下降すると共にガソリン価格は急上昇し高価な石油と交換にドルは海外に流出しアメリカ経済は麻痺に陥る。長い間不安定だった同盟の終わりに、そして財政的圧力が増すと共に米合衆国軍は段階的に海外の基地からの撤退を開始する。

 数年間の間に遂に米合衆国は機能的に破産し時計はアメリカの世紀の真夜中へと時を刻んでいる。

Military Misadventure: Present Situation
軍事的失策:現在の状況

 直感に逆らって支配力の衰退と共に帝国と言う物は多くの場合軽率な軍事的に無謀な冒険行為に突入する。此の現象は帝国を研究する歴史家の間では“マイクロミリタリズム”として知られていてどの様に短期間で壊滅的であろうとも新しい領土を占領する事によって撤退や敗戦の痛みを和らげると言う精神的な埋め合わせの努力が関係している様に見受けられる。帝国主義的観点からでもこの様な作戦は非論理的で多くの場合巨額な出費か若しくは屈辱的敗北を引き起こし支配力の喪失を早めるばかりである。

 歴史上の追い詰められた帝国は傲慢と言う病を患い、其れは帝国を敗北が大崩壊になるまで終わりの無い軍事的失策に追い込む。紀元前413年、弱体化したアテネは200艘の軍艦を大量虐殺される為(であるかの様に)にシシリーに送り込んだ。1921年、瀕死のスペイン帝国は2万人の兵士達をベルベル人ゲリラに虐殺される為にモロッコに派兵した。1956年、色褪せて行く大英帝国はスエズを攻撃する事で其の威信を破壊してしまった。そして2001年と2003年米合衆国はアフガニスタンとイラクを占領した。千年以上の歴史を通して帝国の印である傲慢さによってワシントンはアフガニスタン駐留軍を10万人に増加し、ゲリラが犇いている核兵器で武装した帝国の墓場で起こる大小の惨事を求愛行為の様に扱いながら戦いをパキスタン内に拡大し其の関与http://www.tomdispatch.com/blog/175324/tomgram%3A_engelhardt%2C_general_petraeus%27s_two_campaigns/を2014年以降まで延長した。

Military Misadventure: Scenario 2014
軍事的失策:シナリオ2014年

 全く非論理的で全く予期出来ない物が“マイクロミリタリズム”で直ぐに現実の出来事が空想のシナリオを大きく上回り現実化してしまう。ソマリアからフィリピンに至るまで米軍は薄く引き伸ばされ同時にイスラエル、イランそして韓国で緊張感が高まり海外での破壊的軍事的危機の可能な組み合わせは多種多様で複雑である。

 2014年の真夏、南アフガニスタンのカンダハールの疲弊し包囲された米軍守備隊は激しい砂嵐によって米空軍が飛行出来ない間、突然予期されない状態でタリバンゲリラに敗北する。大被害を被り恥辱を受けた米司令官は報復の為B-1爆撃機とF-16戦闘機をタリバンの支配下にあると信じられている領域全体を破壊する為に解き放つ。その間AC-130U“スプーキー”対地攻撃機は瓦礫の山を破壊的な砲撃によって機銃掃射する。

 直ぐにイスラム教指導者達は此の地域全域で“ジハード(聖戦)”をモスクで説教し始め、アメリカ軍によって長期間訓練されたアフガン陸軍の部隊が戦争の形勢の変化を期に集団脱走し始める。そしてタリバンの戦闘員達はアフガニスタン全域の米軍守備隊を目標にして驚く様な洗練された攻撃を行い米軍の死傷者数を急激に上昇させる。1975年のサイゴンでの情景を思い起こさせる様にヘリコプターは米兵達と民間人をカブールとカンダハールのビルの屋上から救出する。

 その間何十年間も続くパレスチナを巡る終わりの無い膠着状態に怒ったオペック諸国の指導者達はイスラエル支持と同様に中近東全域で続く戦争での数え切れないイスラム民間人殺害に対する抗議して米合衆国に対し新しい石油禁輸措置を課す。ガソリン価格の急激な上昇と石油精製所での石油不足の為ワシントンは行動を開始しペルシャ湾の石油積出港を占拠する為に特殊作戦部隊を送る。此れは報復としての突然の自爆攻撃と石油パイプラインと油田に対するサボタージュの波を呼び起こす。黒い煙が空に向かって吹き上げ外交官達が国連でアメリカの行動に対し強く反対し立ち上がる間にニュースコメンテイターたちは世界中で“アメリカのスエズ事件”として大英帝国の終焉を記した1956年の大失敗を引用して歴史を遡る。

World War III: Present Situation
第3次世界大戦:現状

 2010年の夏米合衆国と中国との間に一度は“アメリカの湖”として捉えられた西太平洋で軍事的緊張が高まり始めた。1年前でさえこの様な発展は誰も予想しなかった。ワシントンが第二次大戦後の英国の殆どの国際的支配力を利用する為ロンドンとの同盟を上手く掻き立てた様に、アジア海域と太平洋のアメリカ支配領域に対する可能的軍事的挑戦へ米国への輸出からの利益を使って中国は今資金を出している。

 増加する資金を背景に北京は韓国からインドネシアに至る長く米海軍によって支配されていた広大な海域支配を宣言している。8月、ワシントンは南シナ海での“国家的利益”を表明し其の宣言を裏打ちする為に海軍演習を実施し、北京の公式なグローバルタイムズはhttp://www.csmonitor.com/World/Asia-Pacific/2010/0817/China-and-the-US-battle-to-assert-presence-in-South-China-Sea “米中間の南シナ海を巡るレスリングマッチ問題は将来誰が本当に世界を支配するか決定する重要性を持って来た”と発表し怒りと共に反応した。

 緊張が高まる中、北京は現在米空母を西太平洋で攻撃する能力と米合衆国内の核戦力を目標にする能力を持っていると米国防省は報告した。攻撃的核兵力、宇宙、サイバー戦争での能力を開発する事により中国は米国防省の呼ぶ“現代の戦場の全ての次元でのありとあらゆる情報手段”の覇権を争う決断をしたかのように見える。継続している強力なブースターロケット“長征5号”の開発、そして同様に2010年1月の2機、他の7月の人工衛星打ち上げと合計5機の人工衛星によって北京は中国は2020年までのグローバルポジショニング、コミュニケーション、偵察能力の為に35機の人工衛星による“独立した”ネットワークに向かっての大きな躍進をしているとのシグナルを送った。

 中国を牽制する為と国際的な軍事勢力を拡大する為にワシントンは宇宙ロボット(無人の機械と言う事)と電波による新しいデジタルネットワーク、進歩したサイバー戦争能力、そして電信監視盗聴能力を構築する事を意図している。軍事計画関係者達は此の統合されたシステムが地球をサイバーの網の目で囲み戦場での敵軍隊を盲目にし(比喩的表現)若しくは単一のテロリストをファヴェラの平原で取り除く事を期待している。若し事が計画した様に運べば2020年までに米国防省はテレスコピック監視技術で運転される3重に保護された抵抗力のあるモジュラー式人工衛星システムで繋がった成層圏から外気圏に達する機敏なミサイルを搭載した無人飛行物体(ドローン)を打ち上げる。

 国防省は歴史的業績を建てた。昨年4月密かにX-37B無人スペースシャトルhttp://www.nytimes.com/2010/05/23/science/space/23secret.htmlを地上255マイルの低空の軌道に打ち上げる事によって無人飛行物体(無人偵察機)のオペレーションを拡張した。X-37Bは新しい世代の無人偵察機の最初の型で、今までに存在した事の無い未来の戦場を創造し宇宙の完全武装化を意味するものである。

World War III: Scenario 2025
第3次世界大戦:シナリオ2025年

 宇宙科学技術とサイバー戦争は途轍もないシナリオが其れ以上に考えられない様な現実に取って代られる程全く新しく今までに試された事が無い。2009年米空軍が行った未来の(戦闘)能力ゲームの様なシナリオを用いて考えると我々は“空、宇宙、サイバー空間が如何にして戦争で絡み合うのか”を何とか理解する事が出来るかもしれない--------と言う事で次の世界大戦がどの様に戦われるのか想像し始めよう。

 時間は2025年感謝祭にあたる木曜日の午後11時59分。サイバー空間での買い物客達が最も新しい中国からの家庭電化製品を大安売りで買う為ベストバイ(アメリカの電化製品ディスカウントショップ)のサイトで注文している間にハワイのマウイ島の米空軍宇宙監視望遠鏡(SST)http://www.darpa.mil/tto/programs/sst/index.htmlの技術者達は彼等のパノラマスクリーンが突然真っ黒になったのを見てコーヒーに咽たしまう。何千マイルも離れたテキサス州の米軍サイバー作戦指令本部でサイバー兵士達が直ぐに匿名で発信された中華人民共和国の人民解放軍特有のデジタル指紋(中国軍が使う特有のコード)http://www.nytimes.com/2010/04/06/science/06cyber.html?pagewanted=allを見せている悪質なバイナリーコードを探知する。

 最初のあからさまな攻撃は誰も予想しなかった。中国の送った“悪質なヴァイリス”は日本と韓国間の対馬海峡上空7万フィートを飛行している米軍のソーラーパワーの無人武装偵察機http://boeing.mediaroom.com/index.php?s=43&item=1425 “禿鷲(ヴォーチャー)”のコントロールを乗っ取る。其れ(ヴォーチャー)は400フィートもある巨大な翼の下に搭載されているロケットポッドを突然発射し、其の何ダースものミサイルは黄海へと何の被害もださず落ちて行く事によって実質的に此の無敵の武器を武装解除してしまう。

 火力には火力で戦う事にむきになっているホワイトハウスは報復攻撃を許可する。“分割され自由に飛び回っている”F-6人工衛星システムは攻略不可能であると言う事に自信のあるカリフォルニアの米空軍司令官達は地上250マイルの軌道にあるX-37Bフロティラ宇宙無人偵察機に信号を送り其の“トリプルターミネイター”ミサイルを中国の35機の人工衛星に向けて発射する事を命令する---------が全く反応が無い。殆どパニック状態に陥った米空軍は其のファルコン超音速巡航飛行機を太平洋の海上100マイルの軌道に送り出し、其の僅か20分後近くの軌道にある7機の中国の人工衛星に向けてミサイルを発射する信号を送る---------が然し、ミサイル発射の信号は突然機能しなくなる。

 米合衆国のF-6人工衛星内部で中国のヴァイリスが制限無く広がっている間、米合衆国の二流のスーパーコンピューターは(中国の送った)悪魔のような複雑で性質の悪いヴァイリスのコード解析の能力が無く全世界で米合衆国の船舶や航空機のナヴィゲーションに不可欠なGPSの信号が機能不全に陥る。航空母艦隊は太平洋の真ん中でグルグルと(あてども無く)弧を描いて航行し始め戦闘機隊は飛行が出来なくなる。リーパー武装偵察機はあてども無く水平線を目指して飛び続け燃料を使い果たすと墜落する。突然米合衆国は米空軍が長い間呼んでいたhttp://www.airpower.maxwell.af.mil/airchronicles/apj/apj06/sum06/harter.html “究極的な有利な立場”と言う空間(制空権、制宇宙権)を失ってしまう。数時間の間に殆ど1世紀の間全世界を支配していた軍事力(米軍)は第3時世界大戦で1人の死傷者無く敗北してしまう。

A New World Order?
新世界秩序?

 若し将来の出来事が此処で想像した此れ等の4つのシナリオが示唆するよりも彩色に欠けるものだったとしても全ての重要な傾向はワシントンが現在持っている展望よりも2025年までの米合衆国の世界支配権の遥かに急激な衰退に向かう方向を示している。

 世界中でアメリカの同盟諸国がアジア諸国の勢力興隆を認識し政策再編成を始める中世界中に存在する800余りの米軍基地の維持費用は単純に維持不可能となり、この状態は遂に未だに撤退に気の進まないワシントンに段階的撤退を余儀なくさせる。米合衆国と中国が宇宙、サイバースペースでの武装化競争をする中で両国間の緊張は高まる傾向にあり2025年までの武力衝突は実際起こるかどうかは殆ど保障できないにしても少なくとも考えられる事ではある。

 上記に述べた現在の経済、軍事そして技術的な傾向以上に事を複雑にさせることはこれ等は単独に孤立した状態で進展し無いと言う事である。第2次世界大戦後ヨーロッパ帝国主義諸国の歴史で既に起こった様に疎の様な否定的な個々の動向は疑いなく相乗的効果を示すのである。それらは思いもよらない形で完全に一つになりアメリカが驚くほど準備の出来ていない危機を招き突然経済をの下方に吸い込まれる様な渦巻に陥れる恐れがあり、其れはアメリカの1世代又は数世代を経済的窮状に譲り渡す。

 米合衆国の支配権が衰退する中で其の過去は新しい将来の世界秩序についての種々の可能性を提供する。其の両極の一方には殆ど起こる可能性は無いにしても完全には否定出来ない新しい世界支配勢力の勃興がある。中国とロシアは(西欧の伝統である)ローマ的ではない奇妙な台本(習慣的に使われる法律や常識?)に由来する独自的文化、地域的自己防衛戦略、未発達の法制度を示していて、其れは彼等の世界支配にとって必要な最も重要な道具を否定する。--------と言う事で、其の時点では米合衆国を引き継ぐであろう単一の世界支配勢力は水平線に見えない様だ。

 暗黒の反ユートピア郷としての世界の将来では多国籍企業の同盟、NATOの様な多国間同盟軍、そして国際的金融エリートが以降国家政権的帝国について語る事を無意味にするであろう単一で恐らく不安定な国家を超越した集団を作り出すと考えられる可能性がある。超国家企業や多国籍エリート達が防護された都会での居住区から世界を支配すると想像される中で大多数の人口は都会と地方の不毛の荒廃した土地に追いやられる。

 “Planet of Slumsスラムとしての地球(世界)”の中でマイクディヴィス氏は疎の様な世界の少なくとも一部の情況を詳細に渡って見せている。既に全世界で何十億もの人々がブラジルのファヴェラの様な悪臭のするスラムに詰め込まれていて(2030年までに其の人口は20億人に達する)“野生化したかの様な21世紀の特有の戦場である第三世界の機能しない都市を作り出す”。未来の大規模なブラジルの“ファヴェラ”的貧民街が暗黒に包まれるに従い“帝国はオーゥエリアン(オーゥエルが描いた様な)圧政のテクノロジーを配備する”----------“ホーネットの様な対地銃撃用ヘリコプターが貧民街地区の狭い街で謎の敵の跡を密かに追跡し----------毎朝貧民街の住人は神風的自爆攻撃テロと其れが雄弁に物語る爆発によって応戦する“。

 1900年以降ヨーロッパの緩やかに連携した帝国に類似した其の場しのぎの世界支配権を行使する為に、2020年~2040年の間の可能的な将来の或る中間時点で新興勢力の中国、ロシア、インド、ブラジルと協力した英国、ドイツ、日本、米合衆国の様な衰退する勢力が世界的オリゴポリー(市場を数の限られた独占勢力によって支配する体制)を形成する可能性がある。

 他の可能性は:現代的な帝国が形成される以前に展開された国際的システムを思い起こさせる様な地域的覇権の興隆が復活。この新ウエストファリア的世界秩序では、南アメリカのブラジリア、北米のワシントン、南アフリカのプレトリア、等々の様な各地域覇権は直下の領土地域を終わりの無い局地的紛争と制限の無い搾取によって支配しする。宇宙、サイバースペース、領海での海底支配権は地球の警察だったアメリカの支配を取り除きアメリカは拡大された国連安全保障理事会か若しくはある種の其の場しのぎの組織による新しい国際社会の一員となるかも知れない。

 上記の全てのシナリオは現在存在する傾向から史上類を見ない何十年も続いた国力による傲慢さで盲目となったアメリカ人は其の制御されない国際的地位の崩壊を管理出来ない若しくは管理する事はないと仮定で将来を推定する。

 此の2003年から2025年間のアメリカの衰退の軌道が事実とすれば我々は既に衰退期の最初の10年間の殆どを長期的な問題から我々の注意を逸らす戦争をする事で砂漠の砂に捨てられた水の様に酷く重要で必要な何兆ドルをも浪費した事になる。

 若し15年だけが残っているとすれば其の15年を浪費してしまう確立は高く留まっている。議会と大統領は(意見が対立し)身動きが取れない状態にあり、アメリカのシステムは変化する世界で我が国の役割と繁栄を増強するかも知れない緩やかな衰退を保障する為に我々の戦争、膨れ上がった国家安全保障、資金の欠乏している教育システムそして時代遅れのエネルギー源等を含めた重要な問題について取り組まれる議会をサボタージュする為の企業の提供する資金で溢れていてる。

 ヨーロッパの数々の帝国は既に消え去りアメリカの帝権も消え去ろうとしている。利益を保護し繁栄を保持し帝国の最良の価値観を支える帝国を後継する世界秩序を形作る事に成功した英国の様に米合衆国がなる事は次第に疑わしくなっている様に見える。

アルフレッドW.マッコイはウイスコンシン-マディソン大学の歴史学教授。トムディスパッチの常連であり最も最近の“アメリカ帝国の治安維持:米合衆国、フィリピン、監視国家の興隆(2009)”の著者。彼は又4つの大陸の大学からの140人の教授をメンバーとする国際的活動研究団体である“過渡期にある帝国”プロジェクトの議長でもある。彼等のマディソン、シドニー、マニラでの最初の集会の結果は“植民地支配の試練”現代アメリカの国家での帝国形成”として出版発表され最も最近のコンファレンスの結果は来年“終わりの無い帝国:ヨーロッパの衰退、アメリカの興隆、そしてアメリカの世界支配権の衰退”として発表される。
Copyright 2010 Alfred W. McCoy

ejnews:
 去年の暮れから酷く忙しくなりブログに割く時間が殆ど取れなくなり久しぶりの翻訳記事になりましたが日本の皆さんは如何御過ごしでしょうか?
 此の記事は未来に起こるであろうと予想される事件のシナリオで実際に起こるかどうかは誰も分らない訳ですが-----------取り扱われている米合衆国の帝国としての衰退は多くの各専門家、ジャーナリスト、等々によって色々な形で取り上げられていて、其れは当然ヴェトナム紛争に介入した侵略戦争の失敗に始まり此処でアルフレッドW.マッコイ教授によっても説明されている様にヴェトナム侵略失敗による精神的敗北感を消し去る為の反応として名目的な勝利を勝ち取る為のレーガン政権によるグレナダ侵略を含めた感情的、非論理的内外政策が続きブッシュ政権の8年間の狂気に続いた訳です。レーガン政権(1981~1989)ジョージW.ブッシュ政権(2001~2009)による米国民生活を犠牲にし、米人口の僅かな部分である超富豪に対する減税政策等による莫大な赤字財政、米政府による資本主義経済活動に対する法的管理の放棄により発生した現在の金融危機が原因の経済の停滞等について米合衆国政府が効果的措置の取れない事等も此の記事で説明されている様に帝国解体期の症状の典型例なのでしょう。
 最近中近東で起こっている民主主義革命運動を見ると現代的情報手段を使い効果的に組織されていてこの様な民主主義革命運動は今後どの国家で起こっても不思議ではないと思われる時代になってはいるのですが、帝国の中心米合衆国内では(サイバースペース)インターネットの政府機関による管理が強まり
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=21246  ノンプロフィット団体等に対するスパイ行為なども頻繁に行われ、然もメディアの独占化は少数の巨大資本により益々進みhttp://www.huffingtonpost.com/joe-torres/fcc-blesses-comcast-merge_b_810666.html米合衆国政府を事実上支配する勢力はは日増しに保守化右翼化を増している様に見え此れも帝国終焉期の症状なのかと感じている今日この頃ではあります。
 此の記事の筆者は上記の出版物の他に米政府主に米軍と米中央情報局が東南アジアをオピウム/ヘロインの主要な生産地として開発し麻薬を資金源にしていると膨大なインタヴュー、記録等を基にして表した1972年の有名な著書“The Politics of Heroin in Southeast Asia東南アジアでのヘロイン政治”で有名になった日本では“ヘロイン―東南アジアの麻薬政治学(掘たお子訳)”として翻訳されているアメリカの歴史学教授です。此の著書は“The Politics of Heroin: CIA Complicity in the Global Drug Trade(ヘロインに関する政治:国際麻薬貿易に関する共犯者としての米中央情報局”として2003年に再出版され現在でも米外交と麻薬の関係を理解する為には非常に重要な著書として知られています。

----------と言う事で又次の機会まで!其れまで偽のニュースや企業プロパガンダ、corporate capitalist Psychopathsにはくれぐれも気をつけて御過ごし下さい。













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和久希世さん

お元気ですか?昨年の後半からやたらめったら忙しくなりブログの更新をスッカリ中止していました。
 以前の様に更新は出来ないと思いますが何とか時間があるときに目に付いた記事の翻訳を続ける心算です。
 コメント有り難うございました。

No title

久しぶりの更新が、すごいもので圧倒されています。

長い間更新がなかったので、ちょっと心配していましたが、
お忙しかっただけとうかがって、安心しました。
又ejnewsさんのブッログの更新、楽しみにしています。

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