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今年1年を振り返ってみて---------

ejnews: 皆さんクリスマスは如何でしたか?然し今年も色々ありましたねえ!全体としてオバマ大統領への期待が余りにも高かったのでかなり失望している人が多い1年でした。アメリカ主導の戦争は大統領が変わっても終わる様子はなく、人類の食料源である農作物を人間にとって毒に変えているだけでなく、自然環境全体を後戻り出来ない様な変化へむかわせている遺伝子組み換え技術も効果的に規制される様子は無く、人口は増え続け人類は海洋や陸地で野生動物生息地奪い続け、然も人工化学物質の垂れ流しは人口の拡大と共に大規模になり、其れに加えて最近のコペンハーゲンの国連気候会議でも欧米先進諸国の歴史的カーボン排出責任逃れが成功し今後も海水の酸化も含めた気象異常や環境破壊は続いて行くようです。多くの科学者が我々の文明はティッピング ポイント(tipping point)にさしかかっていると警鐘を鳴らしています。
 然し、如何して地球環境破壊が現実に起こっているにも拘らずそれに対して効果的な対策が取れないのでしょうか----------?
------------問題の一つは、古くはSigmund Freudシグムント フロイドの甥でアメリカに渡ったEdward Louis Bernaysエドワード バーネイの著書“Propagandaプロパガンダ”やWalter Lippmanウォルターリップマンの“Public Opinion (1922)パブリック オピニオン”等で説明されている様に、人間の多くが彼等自身が被害者になるまで社会問題には興味が無く、此の一般の無関心を支配層に所属する資本家、投資家等は現在ではパブリック リレーションと呼ばれるプロパガンダ手段で利用しているからなのです。リップマンの言葉“the manufacture of consent合意を人為的に創り出す事(一般人は真実に興味が無いので社会の動向を理解する事が出来ない、だから選ばれたエリート達が種々の事実を集め、一つの人為的に作り出されたニュースを事実として大衆に流すべきであると言う思想)”はWoodrow Wilsonウッドローウイルソン政権でアメリカ市民を第一次大戦参戦に賛成させるプロパガンダ機関“Committee on Public Information(CPI)公共情報委員会”でエドワードバーネイやリップマンの指導で民衆に対するプロパガンダ ニュース映画やドイツ軍やドイツ皇帝によるでっち上げられた非道な行為を描くハリウッド映画や、1950年代にアメリカの行ったガテマラのハコボ アルベンツ大統領に対する軍事クーデターでEdward Louis Bernaysエドワード バーネイの工作によってジャーナリストを完全にコントロールし、如何にもアルベンツ大統領がソ連の指示を受けた共産主義者の様に思わせたプロパガンダ等で有名です。
1950年代には有名なVance Packardヴァンス パッカードの著書“The Hidden Persuadersザ ヒデン パースエイダーズ(陰の説得者)”によっても企業や政府が民衆を情報操作によって操っている事実が説明されています。パッカードは此の著書で企業が利益の為に心理学者を利用している事を説明し、そして消費者の無知に付け込んで利益を上げる行為に対しる倫理的問題点を指摘し、選挙での民衆扇動やコントロールが同じ様な手段で行われている事も問題にしていています。最近ではNoam Chomskyノム チョムスキーの著書“Manufacturing Consentマニュファクチャーリング コンセント(合意を人為的に作り出す行為)”によってもメディアを利用した情報操作が説明されています。
アメリカ、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の諸国では右翼資本家による財団が右翼思想家、右翼シンクタンクを経済的に支援し、原子力発電、化石燃料、タバコの害、地球温暖化、GMO、公害一般に対して民衆を混乱させる情報を流し続け、市民の間では一体何を信用して良いのか解からない混乱状態に陥っている事実が、バーネイ、リップマン、チョムスキー等の著書で説明されている情報コントロールが何事にも無関心な大衆に効果的な影響力を持っている、若しくは自己の利益を増大させる手段として膨大な資金源を背景に保守資本家層がプロパガンダ(パブリック リレーション)を巧妙に使い続けていると言う証明ではないでしょうか?

次は私が今年最後に取り上げるアメリカに起こっている話題です。アメリカでは1904年シオドア ルーズヴェルト大統領の選挙資金が殆ど企業に頼っているのが非難され、其の直後Thomas Plattトーマス プラット上院議員が調査委員の『選挙資金を寄付している企業の為に働く様に恩義を感じるのか?』と言う問いに『その様な事は当然の事だ。』と答えた事が発端で1907のTillman Actティルマン条令が成立し企業の候補者に対する献金が禁止され、其の後企業の政治への資金的影響が規制される傾向が100年間続いて来たのですが、其れが今“Citizens United v. Federal Election Commissionシチズン ユナイテド対連邦選挙委員会”と言う裁判で来年覆される可能性が高いそうです。此の裁判は元々2008年に“シチズンユナイテド”と言う企業から資金が出ている右翼ノンプロフィット団体が反ヒラリー クリントンの内容のドキュメンタリーフィルムを製作し、其れを選挙直前にテレビで放送する計画が規制された事が原因なのですが、シチズン ユナイテド等に代表される右翼は企業の“言論の自由“が奪われていると反論していて、保守右翼最高裁裁判官がジョージ ブッシュによって2人も任命された後なので企業側の利益になる判決が予想されているようです。若し最高裁が企業の選挙宣伝への資金寄付を解放すると、企業の資金力は完全に市民の草の根選挙資金寄付を圧倒する事になり、現在でも1000ドル以上政治献金出来る全米人口の1%(富裕層)が残りの99%の人口よりも政治的影響力が圧倒的に高い事実に加え、此の来年予定されている判決によってアメリカは完全なファシズム体制になる事が恐れられています。


 下記のURLはインターネット上の私が信頼している情報源の一部です。英語の理解出来る方は是非訪問してみて下さい。

ニュース サイト
http://www.democracynow.org/
http://www.ianmasters.org/left_coast.html
http://airamerica.com/ringoffire/
http://www.truthdig.com/
http://rawstory.com/
http://www.alternet.org/
http://www.commondreams.org/
http://counterpunch.org/
http://www.smirkingchimp.com/
http://www.projectcensored.org/
http://www.globalresearch.ca/
http://www.globalresearch.ca/
http://www.zmag.org/znet

パレスチナ イスラエル問題
http://www.uruknet.info/?p=-6&l=x
中南米ニュース
http://upsidedownworld.org/main/
環境問題
http://www.organicconsumers.org/
http://www.climatesciencewatch.org/
http://www.foe.co.uk/index.html
http://fooddemocracy.wordpress.com/
http://www.seedsofdeception.com/GMFree/Home/index.cfm
http://www.naturalnews.com/
http://www.sciencedaily.com
ラルフ ネイダーの始めた市民の為の団体“パブリック シチズン”
http://www.citizen.org/
ウイキペディアの様なサイト
http://www.sourcewatch.org/index.php?title=SourceWatch

ジャーナリスト、大学教授等のサイト
http://www.gregpalast.com/
http://www.nader.org/
http://trueslant.com/matttaibbi/
http://markcrispinmiller.com/
http://www.thomhartmann.com/
http://www.therandirhodesshow.com/main.html
信頼出来るテレビのニュースショー
http://www.msnbc.msn.com/id/26315908/
http://www.msnbc.msn.com/id/3036677/

以下は情報についての引用(quote)です。

"The people will believe what the media tells them they believe.”
人々は(ニュース)メディアが彼等(人々)が信じると言っている事を信じる。
(人々はメディアが人々が信じなければならないと報道している事を信じる。)

George Orwell ジョージ オーゥエル

The propagandist's purpose is to make one set of people forget that certain other sets of people are human.
プロパガンダの専門家の目的はある特定のグループの人々が、他の特定のグループの人々を人間と考えなくなる様にする事だ。

George Orwell ジョージ オーゥエル
 
“1984年”この本でBig Brother と言う言葉が生まれました。世界は彼の予言どうりになっている様です。“Animal Farm” アニマル ファーム等で有名なイギリスの作家。

Information is the currency of democracy.
情報は民主主義の通貨だ。

Thomas Jeffersonトーマス ジェファーソン

"A popular government without popular information, or the means of acquiring it, is but a Prologue to a Farce or a tragedy or perhaps both. Knowledge will forever govern ignorance; and the people who mean to be their own governors must arm themselves with the power, which knowledge gives."
人民の為の情報の無い、若しくは(情報を)得る手段の無い人民の為の政府は茶番劇か悲劇のプロローグ、若しくは其の両者以外の何物でもない。知識(知る事、情報を持つ事)は永遠に無知を支配する。そして自分自身の政府になろうとしている者は知識が与える力によって武装しなければならない。

Thomas Jeffersonトーマス ジェファーソン


では良いお年をお迎えください。

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COMMENTS

杏ママ さん

明けましておめでとうございます。
世界中で問題山積と言う感じですが、今年からはもっと世界中で庶民が民主主義国家の主人であると言う責任を持った行動が多く見られると思います。特に中南米の政治を見ていると世界に先立って種々の民主的な実験が行われているようです。若しかすると中南米の諸国は未来の民主主義を担っているのかも知れません。
コメント有り難うございます。本年も宜しくお願いします。

No title

あけましておめでとうございます。

オバマさんだけではなく、鳩山政権も問題が山積み・・
テロやら普天間基地・・
なににもまして景気対策。
どんな年になるのでしょうねえ。

YSJournalさん

MSNBCのRachel MaddowとKeith Olbermannショーは基本的に保守右翼的なメディアでの随一のバランスの取れたショーで特に若者向けですね。然し、YSJournalさん貴方のリベラルに対する批判はソックリ右翼に対して適応できるのではないでしょうか?Fox News等は事実をまったく無視し、時々意図的だと受け止められる嘘も報道するのですから、レイチェルやキースの場合は正に正々堂々とした物ではないでしょうか?唯、私は企業メディアの一部であるレイチェルやキースのショーをリベラルと捉えるYSJournalさんの視点はやはりHidden Persuadersと呼ばれる集団や人々によって既に民衆が信じなければならない様に作り出された考え方だと思いますよ。企業メディアでは例えばノムチョムスキーやハワードジン等の本当のリベラルは絶対にインタヴューされないでしょう?Rachel MaddowとKeith Olbermannショー等は外国では別にリベラルとは受け取られないと思いますよ。
コメント有り難うございました。
私もYSJournalさんの来年のますますのご活躍を期待しています。良いお年を!

No title

ejnews様、いつもユニークな英語の題材ありがとうございます。本年は、初心者である私のブログにもコメントを頂き、ありがとうございました。昨日、貴ブログに敬意を表して、久しぶりにMSNBCでRachel MaddowとKeith Olbermann(2009年総括)を観ましたが、個人批判の傾向が強く、辟易しました。彼らの立場が、中立では無くリベラルである事は、意見の違いですから気になりませんが、人間の根底にある暗さと悪意は、直視出来ないレベルです。
リベラルの思想が理想論から出発する以上、人間の持つ個性、多面性を否定する傾向があり、それとは違反する人々に対する寛容が無くなるのは当然の帰結とも考えられます。
人々を理念(専制であれ、政府であれ)で押さえつける事は、結果的に人々を不幸にする事は、歴史が証明しております。
アメリカはそれらを教訓として、自由の中でもがく事を選んだ国だと思います。
来年もますますのご活躍をお祈りします。良いお年を!

Nemoさん

今年一年教えるなんてトンでもない!此方こそ有り難うございました。
マダマダ試練は続くようですが本当に来年はどんな年になるのでしょうねえ!?
Nemoさんも御家族と良い新年をお迎えください。
来年も宜しくお願いします。

No title

ejnewsさん、こんばんは
もう、今年も残すところあと1日です。
今年もejnewsさんにいろいろ教えていただきました。
ニュースを読むにしても、情報源を偏ることなく見聞きすることの大切さも教えてもらいました。

来年はどんな年になるんでしょう。
日米が新政権で舵を切った2009年でしたが、真価が問われるでしょうね。
ejnewsさんもご家族の皆様とよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします♪

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