スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オバタリアン?リバタリアン?

Libertarian Partyリバタリアン党について。
注:このリバタリアン党はアナキズムと同義語のリバタリアニズムの事ではなくアメリカの政党のリバタリアン党の事です。

ejnews:前回のエントリーのレーゼーフェア(Laissez-faire自由放任資本主義)でアメリカのリバタリアン党の話が出てきましたが、私が始めてこのリバタリアン党に気が付いたのは1988年、現在共和党のLiberty Caucusリバティーカーカス(議員団)と言うグループに所属する議員、Ron Paulロンポールと言う人がリバタリアン党の大統領候補になった時でした。彼は麻薬、売春の合法化。武器保有の自由!外交からの撤退、外国に駐屯している米軍の撤退等、耳障りの良い事を主義としているのですが................良く見てみると一寸話が違うようです。私は小泉等と言う様な人が現れて日本政府がネオリベラル主義を政策として採用するとは夢にも思わなかったです。と言う事でアメリカのリバタリアンLibertarian党の様な剥き出しのソシアルダーウィニズムsocial Darwinismが宣伝されて受け入れられる可能性を私は恐れているのです。
ではリバタリアン党はどの様に説明されているか一寸……………..


nationmaster.comネイションマスターの説明の一部では………………………….
http://www.nationmaster.com/encyclopedia/US-Libertarian-Party

Key tenets of the Libertarian Party platform include the following:
基本的なリバタリアン党の信条は以下を含む。


Adoption of laissez-faire principles which will result in the complete separation of state and economics. This will include, among other things, enormous reduction in taxation, privatization of Social Security and welfare (for both individuals and companies), elimination of business regulation, abolition of labor regulations such as the minimum wage and the cessation of government interference in foreign trade.
経済と国家政府を結果的に完全に引き離す事になるレーゼーフェア資本主義の採用。此れは以下の事を含む事になる。大規模な減税、国が補償する年金と生活保護の民営化(両者とも個人と会社)、経済活動に対する規制の排除、最低労働賃金等の労働条件に対する規制の排除、そして貿易に対する政府の干渉の排除。

リバタリアン党自身の説明の一部では...........................................

National Platform of the Libertarian Party
リバタリアン党の政治要綱

Adopted in Convention, May 2008, Denver, Colorado
2008年5月コロラド州にて採択

http://www.lp.org/
2.0 Economic Liberty
A free and competitive market allocates resources in the most efficient manner. Each person has the right to offer goods and services to others on the free market. The only proper role of government in the economic realm is to protect property rights, adjudicate disputes, and provide a legal framework in which voluntary trade is protected. All efforts by government to redistribute wealth, or to control or manage trade, are improper in a free society.
2.0 経済的自由: 政府は個人的資産の保護、紛争の解決、最小限の自由な商業活動を保護する法律を提供する以外は何もするべきではない。政府による全ての富の配分、支配、商業活動の規制は自由社会では適当ではない。
ejnews:此れはLaissez-faireレーゼーフェア自由放任主義で現在の金融危機を引き起こしたネオリベラル経済思想もやはりこの自由放任主義を彼等の基本思想にしています

2.2 Environment
We support a clean and healthy environment and sensible use of our natural resources. Private landowners and conservation groups have a vested interest in maintaining natural resources. Pollution and misuse of resources cause damage to our ecosystem. Governments, unlike private businesses, are unaccountable for such damage done to our environment and have a terrible track record when it comes to environmental protection. Protecting the environment requires a clear definition and enforcement of individual rights in resources like land, water, air, and wildlife. Free markets and property rights stimulate the technological innovations and behavioral changes required to protect our environment and ecosystems. We realize that our planet's climate is constantly changing, but environmental advocates and social pressure are the most effective means of changing public behavior.
2.2 (部分的要約)環境問題については企業等の民間ビジネスと比べると政府は環境を保護する能力に欠け!?環境保護については政府は酷い記録を持っている。環境は土地、水、空気等の個人の権利の明確化と実施によって保護出来る!?
2.3 Energy and Resources
While energy is needed to fuel a modern society, government should not be subsidizing any particular form of energy. We oppose all government control of energy pricing, allocation, and production.
政府は或る特別のエネルギー源に補助政策を実施してはいけない。我々は政府のエネルギー価格、割当て、製造についてのコントロールに反対する。
2.6 Monopolies and Corporations 独占と企業
We defend the right of individuals to form corporations, cooperatives and other types of companies based on voluntary association. We seek to divest government of all functions that can be provided by non-governmental organizations or private individuals. We oppose government subsidies to business, labor, or any other special interest. Industries should be governed by free markets.
我々は個人が自由意志で結成するる企業形態、協同組合、そして他の形態の会社に至るまで全ての権利を擁護する。我々はNGOや個人によって提供される機能は政府から取り除く事を追及する。我々はビジネス、労働組合、若しくはどの様な特別利益団体への政府からの助成金にも反対する。全ての業界は自由市場(の摂理)によって支配されなければならない。
2.8 Education
Education, like any other service, is best provided by the free market, achieving greater quality and efficiency with more diversity of choice. Schools should be managed locally to achieve greater accountability and parental involvement. Recognizing that the education of children is inextricably linked to moral values, we would return authority to parents to determine the education of their children, without interference from government. In particular, parents should have control of and responsibility for all funds expended for their children's education.
2.8教育  教育、その他のサーヴィスと同様より多くの選択や、より良い質、効率を達成する為自由市場によって提供される事が最良です。学校はより良く責任を持っての経営や父兄の参加を達成する為地域的に管理されるべきだ。教育は密接に道徳と繋がっていると言うことを理解し、我々は政府の干渉を排除し子供の教育の権威を両親に変換する。特に、両親が子供の教育費の全てについてコントロールし負担すべきである。 

ejnews:教育も政府の干渉する事ではないそうです。レーゼーフェアキャピタリズムが問題を解決するそうです。と言う事は庶民にとっては教育は高嶺の花と言う事になりそうです。2.9 Health Care
We favor restoring and reviving a free market health care system. We recognize the freedom of individuals to determine the level of health insurance they want, the level of health care they want, the care providers they want, the medicines and treatments they will use and all other aspects of their medical care, including end-of-life decisions.
2.9医療。我々は自由市場医療システムの回復と復活を支持する。我々は個人が自殺の権利を含めたどのレヴェルの健康保険、どのレヴェルの医療サーヴィスを望むか、どの薬や治療を受け入れるかや其の他の医療の局面、を決断するかの自由を認識している。
ejnews:医療もレーゼーフェアキャピタリズムが問題を解決するそうです。…………………………..が現在のアメリカの医療は殆どレーゼーフェア医療なのですが御金持ちは素晴らしい医療を受けられる代わりに低所得層は国家の健康保険がない為民間の健康保険に参加すると言う方法でしか医療が受けられず、健康保険を持てない人口が非常に多いのです。病気になっても健康保険が無く医者に行けず容態を悪化させ手遅れになると言う悲劇はレーゼーフェアキャピタリズムに影響されたアメリカだけではなくなっていると思います。
2.10 Retirement and Income Security
Retirement planning is the responsibility of the individual, not the government. We favor replacing the current government-sponsored Social Security system with a private voluntary system. The proper source of help for the poor is the voluntary efforts of private groups and individuals.
2.10引退と生活保障 引退後の経済的計画は個人の責任で政府の責任ではない。我々は現在の政府の援助する社会保障、若しくは国民年金を自由意志で参加する民間のシステムに変更する事を支持する。正しい貧困への援助は民間のグループや個人によってなされるべきである。 
ejnews:此れも又個人の責任だそうで社会保障や国民年金等はサッサと廃止して民間の投資機関による財産管理で個人の老後責任を取るべきだと言う事です。現在の金融危機で老後の貯えが煙の様に消えてしまった人が多いのですがロンポールの様なリバタリアン党の人達は未だこの様な夢の様な話を信じているのでしょうか?特に、彼等の強い物だけが全てを独占する社会では老後の貯え等の余裕の無い貧困に悩む人口が急増する事は明白ですが、リバタリアン党によると貧困に苦しんでいる人々の救済援助は政府の責任ではないと言う事だそうです。
3.6 Representative Government
We support electoral systems that are more representative of the electorate at the federal, state and local levels. As private voluntary groups, political parties should be allowed to establish their own rules for nomination procedures, primaries and conventions. We call for an end to any tax-financed subsidies to candidates or parties and the repeal of all laws which restrict voluntary financing of election campaigns. We oppose laws that effectively exclude alternative candidates and parties, deny ballot access, gerrymander districts, or deny the voters their right to consider all legitimate alternatives.
3.6代表議会制政府  我々は連邦、州、地域的なレベルでのより良く代表されている選挙区の選挙制を支持する。個人的に志願したグループとして政党は彼等自身の立候補の方法を許可されるべきである。我々は税金を使った候補、政党への補助の破棄や自己費用の選挙キャンペーンに対する法律の規制排除を呼びかける。我々は代替候補や政党の除外、投票規制、不法占拠区区画や有権者の選択権を妨げる様な法律に反対する。
ejnews:選挙での候補に選挙資金の政府からの交付を廃止する。………………………………….と言うことはお金の或る人しか選挙戦を戦えないと言う事になりますね。
3.7 Self-Determination 自決権
Whenever any form of government becomes destructive of individual liberty, it is the right of the people to alter or to abolish it, and to agree to such new governance as to them shall seem most likely to protect their liberty.
何時でもどんな形の政府でも政府が個人の権利似付いて破壊的になった時は政府を変える、若しくは廃止する事は市民の権利である。そして疎の様な新しい政府に同意する事は彼等にとって彼等の自由の擁護を最も出来易いい様に見える。...........................................ejnews:フーム?民主主義では“革命”が合法的に組み込まれているのです。其れは“選挙”と言う名前で知られています!自分の好きな政党、政治家を選べるのです。リバタリアン党の人々は学校で習わなかったのかな~?
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ にほんブログ村 英語ブログ 時事英語へ にほんブログ村 英語ブログへ にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ

スポンサーサイト

COMMENTS

No title

zen9you さん、コメントありがとうございます。David Boaz氏はCato instituteカトーインスティチュートと言うシンクタンクの副会長でリバタリアン党の様な保守的な団体です。カトーインスティチュートはレーガン大統領政権の擁立にも加担していた様ですが共和党とは距離は置いているようです。やはり小規模の政府、商業活動への規制廃止、自由市場とかが彼等の信条の様でノームチョムスキーのリバタリアン-ソシャリズム(彼は自分のことをアナキストと言う事もあるようです)とは正反対のグループに属しているようです。
Ayn Randアイン ランドはハリウッドで脚本を書いたりしていたそうで彼女の生涯も確かテレビ映画化されていたと思います。有名な人です。彼女もまた保守リバタリアン系に属する哲学者で神秘的なもの、宗教等彼女の考える論理的でない物は全て否定していた様です。カトーインスティチュートのDavid Boaz氏も彼女も私には“ソシアルダーウィニスト“の様に思えるのです。彼等は人間のあるべき姿を自由市場資本主義に適応出来る人間と言う形で判断している様で、人間を非常に機械的な冷たい経済的動物と見ている様に思えます。
 私はあえて古いアナキストと言う言葉を使ってバクーニンやクロポツキンそしてチョムスキーと受け継がれる思いやりの在るクロポツキン風に言えば“相互扶助”の在る社会を目指している左翼リバタリアン(古典的アナキズム)に心が惹かれます。レーゼーフェア資本主義や自由市場重視の経済や貨幣の様な抽象的な価値観で計れない物を無視してしまう様な社会は人間が人間として幸福に生き辛い社会になるのではと思うのです。

No title

申し訳ありません。そんなに沢山の派が存在するとは存じませんでした。私の今ここに所持している本は、「リバータリアニズム入門」という邦題の本で、Livertarianism:A Primer by David Boaz 1997 を副島氏が訳されたものです。現代アメリカの民衆の保守主義と副題がありますから、おそらく、ご指摘のチョムスキー型のほうかと思います。アイン・ランドというロシア出身の女性思想家がリバータリアンの思想哲学を小説化したとあります。The Fountainhead邦訳は「泉」ですが、こちらも途中になって読み切れていません。いずれにせよ、これからの時代にとってはとても大切な考え方になるのではないかと思っております。

No title

zen9you さん、コメントありがとうございます。私は貴方のブログに変なコメントを残す人は無視しようかなあとも思うのですが、名指しで非難されると頭に来るのでなるべく穏やかに非難の御返しをしてしまうのです。次回は慎みます。如何もすみません。
処で、リバタリアン党の話ですが、このリバタリアン党はアナキズムと同義語のリバタリニズムではないのです。一寸説明が足りなかったと反省しています。アメリカでリバタリアン党と言えばロン ポール等のレーゼーフェア資本主義のソシアルダーウィニスト達の集まりと思われているのですが、此れはノーム チョムスキー等がリバタリアンと自身の事を呼んでいるのとは全く別物なのです。副島隆彦氏の紹介しているリバタリアニズムがアナキズムとかリバタリアン-ソシャリズム、アナコ-コミュニズム、レフト-リバタリアニズムであれば真面目な社会哲学、政治哲学、思想等で現在世界中がグローバリズムと呼ばれるある特定の資本主義経済で独裁的に支配されようとしている中、非常に重要な思想だと思います。私も実はチョムスキー型のリバタリアンに共鳴しているのです。リバタリアンとアナキズムは同義語で現在はリバタリアンと言う言い方をする事の方が普通だと思います。唯リバタリアンと言っても種類が多く、アメリカの政党リバタリアン党は伝統的な左派、進歩派、社会党、共産党、アナキスト等が象徴する人間社会を共同体と捉え協力してより良いなるべく全ての社会構成人員が平等になれる社会とは違い、個人の資産、行動の自由、等に偏った価値観を抱き、人間の価値を自由市場に適応出来る度合いで考える様な“ソシアルダーウィニスト”なのだと私は捉えています。

No title

和久希世さん、コメントありがとうございます。
 リバタリアンの金融機構、貨幣、売春、などなついては部分的に真面目に考えなければならない主張もありますがそれ等は別にリバタリアン党だけが言っている事ではないのです。問題はリバタリアン党や共和党のロンポール等のグループが主張している主にレーゼーフェア資本主義に基いた社会経済思想なのです。我々素人が詠んだだけでも問題が直ぐに判る様な事を信条にしているのですから実際に政権担当政党なんかになると大問題ですよね。然しこの元リバタリアンの大統領候補現在共和党議員ロンポール氏は人気が有るのです。彼を支持している人々は人間は強い物だけが生き残ると言う事を本気に信じている“ソシアルダーウィニスト”達で、人類はお互いに助け合う社会を形成する蟻、蜜蜂等と似た生き物だと言う事に気がつかない(を認めたくない)人々なのです。

No title

ごぶさたしています。いろいろと私の方のブログにもお心遣い頂きまして恐縮致します。

さて、リバータリアニズムについては、私も関心があり本を一冊買ったままになっています。読まねばならないのですが、他の方が優先で政治の本は最近読めていません。日本では副島隆彦氏がリバータリアンの思想を喧伝しています。

確かにすばらしい面はあるのですが、今の政治のゴテゴテを解消する意味ではいいのですが、あまりにも先鋭すぎる点がご指摘の通りかと思います。上手く未だ発展途上の市民意識が劣る国民にも、また経済的な面での弱者にも手ほどきを頂ける思想に変化して欲しいものです。

いつも、誠に勉強になる内容を選別下さり、ありがたく思います。

恐るべき思想ですね

本当に恐るべき思想ですね。
現政府によって規制されているすべての国民保護の思想を総てを取り除いて、
財閥達が自分たちの「したい放題が出来る世の中に変えたいな~」
「このように変えることができたら、今のように政府に入り込んで政府を操作する手間さえ要らないのにな~」と考えている、資本家たちの利益追求が目的のように見えますね。

選挙の制度の下で、そんな極少数の人のみの利益にしかならない制度への、変革が可能なはずは有りませんのに、
(日本も同じと思いますが)国民は情報操作によって簡単に騙される事があるのですね。
大多数の国民が「そんなのトンデモナイ!」と言いさえすれば絶対に通るはずの無い、
極一部の階層だけの利益追求の思想が、民主主義の世の中で存在場所を得る事がある不思議ですね。

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。